国土交通省再開発 外観パース!
地方活性化の為、国土交通省が全国の自治体に再開発を促す提案をしたパンフレット用の建築パースです。
再開発前のひなびた感じの絵と再開発後の活気ある街の雰囲気を作成しました。文章で書くより視覚で具体的にお知らせした方が何倍も効果があるのでしょう。文字で効果があるとすれば数値でしょう。
例えば、このまま再開発しないと人口減少になり〇年後には街の税収が〇〇円減収になります。その場合は住民税が〇〇%増税になります。年収〇〇円の人の場合、〇〇円上がります。この様に人にアピールする場合は身近に感じてもらう方法が効果的なのだと思います。
役所の建物を街の中心にする為、基壇の一階から四階までを公共施設にして上層階を集合住宅にしています。建物の広い敷地を利用して各種イベントを行い街の人を結びつけるコミュニティー広場として企画しました。
こういう建物のパースはリアルでない方が良いと思います。写実的な絵だと他所の街で撮影した写真に見えてしまうかもしれません。どこか他人事というか身近な感じがしない事もありそうです。公共事業や環境アセスメントのパースは手描きか手描き風またはイラストで作成する事が多いのはその為だと思います。親しみを感じてもらう為に手描き風CGパースとの依頼で作成しました。
各建物の種類と階数の配置図だけを基に架空の街のデザインを考えて作成しました。大変な作業でしたが楽しい仕事でした。


