建設省災害復旧基地 鳥瞰パース!
昔の建設省が災害復旧対策を国民に解り易く知らせる為に描いたイラストと鳥瞰パースです。災害復旧基地は不透明のポスターカラーで描いた鳥瞰パースです。イラストは完成予想図ではないので、国民により伝わる様に透明水彩の絵具で描いた淡彩画です。
イラストは特に設計図がある訳ではないので、スケッチして描きました。復旧用の車両は目立つ様にデフォルメして大きく描いています。
堤防決壊、崖崩れ、落橋などの復旧方法を具体的に表現したイラストです。鳥瞰パースでは災害復旧に使用する消波ブロックや仮設橋などの備蓄基地です。ヘリポートも設置されていますが、何故か蒸気機関車が置いてありました。
日本は台風、地震、火山噴火などの天変地異の巣窟になっています。更に日本の国土は急峻な山岳地帯が7割を占めていて平地が少ない国です。
平地の多い国よりも災害復旧は難易度が高いため、復旧技術や基地の充実に潤沢な予算を配分しなければならないと思います。
台風では風による建築物や樹木の倒壊や洪水や崖崩れ、地震では橋や道路などの落橋や倒壊や火災、火山では火砕流や火山灰、火山性地震など様々な災害が起こります。これ以外にも高潮や暴風雪などもあります。最近では大きな竜巻も頻繁に起きる様になってきています。
このパースの様な落橋、崖崩れ、堤防決壊などは毎年日本中で起きています。全国各地に強力な災害復旧基地をどんどん建設してもらいたいです。同時に国土強靭化を実行しないと成りません。
写真の様なイラストだと他国の話に見えて、他人事の様な気がするかもしれません。リアル過ぎると逆にピンと来ないのかもしれません!?



