荒川決壊したら 外観パース!
荒川を渡る首都高速6号向島線と首都高速中央環状線です。
この高速道路は比較的新しいですが、それでも築40年位は経過していると思います。首都高速1号羽田線はそろそろ築60年近く経つので橋脚はボロボロの状態です。海沿いなのでかなり深刻だと思います。
荒川放水路は首都を水害から守るため川幅500mの巨大河川を経済力がまだ小さかった日本政府が昭和6年に完成させました。当時の政府はしっかりしていました。
内閣府の発表では都心部が水没すると被害総額33兆円、1400万人が被災する可能性があるとの事です。こんな発表をしているのに政府は緊縮財政で予算を付けようとしないのは意味不明です。藤井聡京大教授の試算によると荒川は5000億円で改修できるそうです。33兆円の被害が5000億円で防止出来ると分かっているのなら早急に工事を始めるべきでしょう!
荒川の所々にスーパー堤防が完成していますが、川は繋がっているので何処かが切れると大洪水になります。最近台風の季節が来る度堤防が決壊するのではと心配になります。政府は単年度主義を止めて長期計画で防災に力を入れてもらいたいと思います。
河川改修、高速道路、橋梁などの国土強靭化を本格的に実行しないと大変な事になります!建設業の数も年々減少していますし、建築士も激減し続けているので今手を打たなければなりません。
