CGを手描き人物で絵画風に仕上げる!

外観パースであれば光源は太陽光一つなので一方向からしか光が当たりません。誰でもご存じの通り太陽は遠いので太陽から降り注ぐ光にはパースペクティブは付きません。全ての影は一方向にしか落ちません。また太陽光は同じ照度で光が満遍なく当たります。
これに対して室内の照明は大抵の場合光源が複数になります。光源は太陽光と違い極端に近いため一つの照明器具から当たった光の影は一方向ではなく光源を中心に全方向に影が落ちます。ここまではCGソフトが自動で計算してくれるので考える必要はありません。問題は室内パースに配置する人物画像です。人物画像は3DCGモデルのレンダリング完了後に入れる訳ですが、人物の切抜き画像を配置すれば済む訳ではありません。
先ほど書いた様に人物にも四方八方から光が当たります。人物もパースに合わせて光を当てなければなりません。人物一人ひとりに合わせた陰影を後から付け加える事になります。これを実写の人物写真で行うのはかなり難しいです。後から手描きで入れた陰影が浮いてしまいます。これに対して手描きの人物画像は同じタッチで陰影を描き加えるので違和感はありません。
以上と同じ理由で室内パースに入れる観葉植物も手描きの画像素材を配置した方が自然に見えます。

パースを三次元図面と考えれば人物なしでも良いのかもしれません。しかしパースは誰かにアピールする絵なので活気が必要だと思います。人物を入れないと硬い感じのする室内パースも手描き人物画像を配置する事で動きのある絵になると思います。

手描き風内装パース
CGを手描き人物で絵画風に仕上げる!1
手描き風内装パース2
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手描き風内装パース3
CGを手描き人物で絵画風に仕上げる!3